Cline(Roo Code)を暴走列車にしたら4日間で数ヶ月分のコードが生成できた
erukiti Roo Codeを使って、4日で3万行弱のコードを生み出して、次の5日間でおおよその技術的負債を解消した話を、赤裸々に記事にしました。
Cline(Roo Code)を暴走列車にしたら4日間で数ヶ月分のコードが生成できた
erukiti この記事からまなべること:
* コーディングエージェントを使ったプログラミングでは、技術的負債は放置してはいけない
* というか、違和感があったら放置しない(それはそう)
* たった数日で、「とんでもない技術的負債について実感する」なんていう経験ができる
* たった数日で、そのとんでもない技術的負債を解消できる
* たった数日で、様々な実験ができる、とても良質な実験用資産ができあがった
基本的にはシンプルにしないとすぐ破綻するというのがあります。
LLMは矛盾があるとそれによって色々破綻しやすくなります。これはモデル自体の持つ賢さ(経験則ですが、ある程度はパラ数に比例する)によって破綻に対する耐性が大きく違います。シンプルにしないとだめというのはこれが理由です。
それはそれとして、コードがぶれてたのは確認してたんですが、人間の感覚で言えば、クソコードがちょっと混じってる位なら、そうそうプロジェクトの破綻まで行かないため、そのまま進めてみよう!ってことで、進めてたら、実はそれが結構破綻要因につながっていた!という、まぁちゃんと考えれば「それはそう」って感じなんですが、AIは人間よりも割れ窓理論的な意味で危険なところがありますね。